『ノーアクティビティ シーズン2』徹底レビュー!ダメ刑事コンビの爆笑コメディ

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Amazonプライムオリジナル『ノーアクティビティ シーズン2』レビュー

イントロダクション

『ノーアクティビティ シーズン2』は、前作に引き続き、刑事二人のやり取りを中心に展開するコメディドラマです。事件の核心に迫るはずの張り込みが、くだらない会話や珍妙な出来事に終始する独特の世界観が特徴。英勉監督とシソンヌじろう氏の脚本によるこのシリーズは、ゆるくもシュールなコメディ要素が強調されています。登場人物の個性が際立ち、日常的な会話の中にさりげなくスリルが加わるユニークな作品です。

キャスト詳細

役名俳優名説明
時田信吾豊川悦司ベテランの無気力刑事。
椎名遊中村倫也若手刑事で、時田の相棒。
里美美里木村佳乃無線室のベテランオペレーター。
大平阿漓羅清野菜名美里の後輩オペレーター。
折原忠人高橋克典ヤクザ組長。
清水尋也折原の部下。
柊冬花白石麻衣時田が気に入っているシンガーソングライター。
四角公記岡部大(ハナコ)無線室の新人オペレーター。

各話あらすじ

第1話:「その刑事、無能につき」
無能な刑事コンビ、時田と椎名が久しぶりに一緒に捜査に挑むが、相変わらず仕事へのやる気はゼロ。時田は老化によるトラブルを椎名に打ち明け、二人で無線を切って勝手に持ち場を離れ、時田の片思いの路上ミュージシャンに会いに行く。無線司令室では、上司の美里が新人をいじめて楽しんでいる一方、ヤクザの折原は警察とマフィア双方から追われ、逃走を図る。捜査は混乱し、予想外の展開が待っている。

第2話:「逃げる刑事と追うマフィア」
時田と椎名は、最重要容疑者である折原を逃してしまい、慌てて追跡するが見失う。時田は上司に叱られるのを恐れ、椎名や冬花と共に逃げることを提案。一方、折原はチンピラの蓮と共に兄貴分・神の家に隠れようとするが、神は予想外の行動を取り始め、折原は困難な状況に直面。中国マフィア・青龍団も折原を追い始め、状況はさらに複雑に。無線室では美里が阿漓羅を挑発し、事件はますます混沌としていく。

第3話:「世界一無駄で無謀すぎる銃弾」
冬花が何者かにさらわれ、時田と椎名は彼女を捜しながらもすぐに諦め、またもや無駄話に夢中になる。時田の予想外の反応に椎名は驚きを隠せない。一方、無線室では阿漓羅がカレーの話から突如婚約破棄を決意し、大騒ぎとなる。逃走中の折原も青龍団に行く手を阻まれ、さらに神に秘密を知られてしまい窮地に陥る。そんな中、時田に冬花を返すという謎の電話が入り、救出のために向かうが、そこでさらなる事件が発生し、一発の銃声が事態を最悪にする。

第4話:「ムッツリスケベにお世話になってます」
椎名が誤って潜入捜査官を撃ってしまい、厚生労働省の麻薬取締部指揮官が激怒。これをきっかけに警視庁と厚労省の間で新たな抗争が勃発する。同時に、中国系マフィアは報復攻撃を仕掛け、東京は大混乱に。しかし、時田と椎名は自分たちが原因とは知らず、のんきに逃走中。逃げることを優先する折原はマフィアと取引を試みるが、思わぬ条件に困惑。美里と阿漓羅が二人に連絡を取るが、それがさらなるトラブルの引き金となる。

第5話:「チャンスをピンチに変える男」
時田は、折原を捕まえて麻薬を押収すれば自分のミスを見逃すという提案を受け、思いがけず折原に接触する機会を得る。これをチャンスと捉えた時田は、ヤクザから麻薬運びのミッションを受けてしまう。しかし、それは予想外の試練の始まりだった。折原たちは別の場所に潜伏するが、神が盗聴器を発見し、蓮は組長の裏切りを察して反抗する。一方、無線室では美里の人事を巡って阿漓羅が大騒ぎし、事件はさらに混沌としていく。

第6話:「最悪のホワイトクリスマス」
時田と椎名は、運ぶはずの麻薬を何者かに奪われ、ヤクザから逃走する。麻薬も押収できず、折原逮捕の機会も失った二人は、タイムマシンがあればと冗談を言い合う。すべてを諦めかけた時田は、最後に冬花にもう一度会いたいと彼女を探し始める。一方、無線室では美里と阿漓羅の退職騒動が勃発。折原も焦りながら取引時間が迫り、苦しい決断を迫られる。三者は、波乱のクリスマスの夜をどう迎えるのか…。

評価

『ノーアクティビティ シーズン2』は、豊川悦司と中村倫也の刑事コンビによるユーモラスな掛け合いが見どころのコメディドラマです。キャラクターの個性的なやり取りが高く評価され、特にダメ刑事のシュールな行動や無線室での笑いを誘うシーンが好評です。一方、独特なテンポや緩いストーリー展開は好みが分かれる要素とされています。全体的には、軽妙なコメディを楽しむ視聴者に支持されています​。

私の感想

『ノーアクティビティ シーズン2』は、正直「これ本当に刑事ドラマ?」ってくらいのんびりした雰囲気がたまりません。時田と椎名が仕事そっちのけで無駄話を繰り広げる姿がツボります。特に、時田が「おしっこ漏らしちゃったんだ」なんて唐突に言い出すシーン、椎名のツッコミが絶妙で、シリアスな捜査はどこへ?って感じです。

無線室の美里と阿漓羅も、完全に職場のストレス発散場みたいになってて、何とも言えない妙なリアルさがありました。美里が部下をいじり倒している姿も笑えますが、その後の予想外の展開には驚かされました。

あと、冬花のキャラが予想以上にぶっ飛んでいて、白石麻衣さんがここまでやるとは…下ネタもありつつ、彼女が物語にアクセントを加えてくれているのも良かったです。全体的に、シュールでゆるい展開が続くので、ちょっとした空き時間に見て笑いたい人にはピッタリなドラマです。

それにしても、これだけ無能な刑事たちが事件をどうやって解決していくのか、全く予想できないところが面白いです。

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