ABEMAドラマ】『スキャンダルイヴ』1話レビュー
イントロダクション
芸能界――華やかさの裏側には、誰にも知られていない“争い”や“裏事情”が潜んでいる。そんな「光」と「闇」が交錯する世界で、ひときわ鋭く、その真実に切り込む者たちがいた。
「スキャンダル」が報じられる前夜、記事掲載までの72時間――。スキャンダルを巡り、芸能事務所と週刊誌が激突する、未曾有の“禁断の攻防戦”。
この作品は、私たちが普段 “見ている” 芸能界とは“別の顔”。でも、「あの人も、もしかして…?」とゾッとさせられる。
そんな、スクリーン越しの“裏側のリアル”をあぶり出すサスペンス──。それが『スキャンダルイブ』だ。
作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | スキャンダルイブ |
| 配信 | ABEMA(全話無料配信)/ Netflix 同時配信 |
| 初回配信日時 | 2025年11月19日(水)22:00〜 |
| 全話構成 | 全6話(予定) |
| ジャンル | サスペンス / 芸能界ドラマ — 芸能事務所と週刊誌の攻防戦 |
| 主題歌 | 柴咲コウ「Awakening (feat. LITTLE)」 |
| 制作スタッフ | 企画・プロデュース:藤野良太/脚本:伊東忍・後藤賢人・木江恭(storyboardチーム)/監督:金井紘 ほか |
🌟 配信は無料で、気軽にチェックできるところも “今どき”。その分、「こんな闇が…!」って衝撃も強く響くと思う。
キャスト紹介
メインキャストをざっとピックアップ —
- 柴咲コウ … 井岡咲(芸能事務所「Rafale」代表)
- 川口春奈 … 平田奏(週刊誌「週刊文潮」 記者)
- 浅香航大 … 藤原玖生(Rafaleの看板俳優)
- 横山裕 … 明石隆之(大手事務所「KODAMAプロダクション」所属)
- 鈴木保奈美 … 児玉蓉子(KODAMAプロダクション 社長)
…などなど。さらに多彩な俳優陣が、芸能界という“舞台裏”に蠢く人々を演じ、物語に厚みを出している。
特に、柴咲コウ × 川口春奈 の初共演という豪華バトル。事務所代表 vs 記者――「守る側」と「暴く側」、相反する立場同士の火花がリアルで胸がザワつく。
第1話あらすじ※ネタバレあり
大手芸能事務所「KODAMAプロダクション」から独立して4年。
井岡咲(柴咲コウ)が率いる新事務所「Rafale」は、ようやく悲願だった“看板俳優・藤原玖生(浅香航大)の民放ドラマ主演”を掴む。作品はJBSテレビ開局70周年の3夜連続スペシャルドラマ『追憶の証明』。業界的にも大きな節目となる仕事で、Rafaleにとってはまさに勝負のタイミングだ。
しかし、その“晴れ舞台”の裏では、早くも火花が散っている。
玖生も元所属していたKODAMAプロの社長・児玉蓉子(鈴木保奈美)は、独立した咲を快く思っていない。完成披露試写会の直前、KODAMA側の嫌がらせで玖生の衣装が土壇場でNGになり、現場マネージャー・森彩花(影山優佳)が替えのジャケットを車で必死に運ぶ羽目に。咲も会見開始ギリギリまで走り回り、なんとかトラブルを乗り切るが、「成功すればするほど、古巣からの圧は強くなる」という現実を思い知らされる。
一方その頃、芸能週刊誌「週刊文潮」の記者・平田奏(川口春奈)は、パチンコ店で淡々と台を打ちながらも、頭の中では次の“ネタ”の組み立てを進めていた。彼女が狙っているターゲットこそ、いま勢いに乗る俳優・藤原玖生。その手元には、彼の“5年前の不倫疑惑”に関する決定的な情報が揃っている。
そして運命の日。
完成披露試写会が無事に終わり、会場では玖生の挨拶、咲と児玉の火花散る視線、スポンサーやテレビ局関係者の笑顔…と、まさに「これから上がっていく」ムードが漂う。そんな中、咲の元に一本の連絡が入る。
「藤原玖生さんの不倫スキャンダルを、次号で掲載します」
送り主は「週刊文潮」。記事の執筆者は、芸能界のタブーも容赦なく暴いてきた記者・平田奏。
発売まで、残された時間は“72時間”。ここから一気に、芸能事務所 vs 週刊誌の消耗戦が始まっていく。
咲はまず、スキャンダルそのものを“潰す”方向で動く。
顧問弁護士・戸崎(鈴木浩介)や副社長・香川(橋本淳)と共に、記事差し止めの可能性を探るが、ネタ自体は5年前とはいえ事実に近く、決定打に欠ける。週刊文潮側も「記事にする自信あり」と一歩も引かない。
そこで咲が切り替えたのは、
「出るのを止めるのではなく、“出る前に謝る”ことでダメージを最小化する」 という戦略だった。
鍵を握るのは、藤原の妻・未礼(前田敦子)。
表向きは“夫を支える健気な妻”として世間からも好感を持たれている彼女に、咲は正直に状況を打ち明ける。裏切られた妻としての怒り・悲しみを抱えながらも、未礼は「家族の今後」を考え、会見で夫と共に矢面に立つことを決意する。
やがて開かれる、謝罪会見。
会場にはテレビカメラ、新聞社、ネットメディア…そしてもちろん、週刊文潮の平田奏の姿もある。
玖生が頭を下げて不倫を認め、未礼が隣で涙を滲ませながら「一番の被害者は私ですが…夫を支えていきたい」と語る。
この“完璧なストーリー”に、会見会場の空気は徐々に「不倫俳優の叩き」から「夫婦再構築の物語」へと傾いていく。記者たちも強めの質問をしつつ、どこか“予定調和”なムードが流れ始める。
そこに切り込んでくるのが、平田奏だ。
彼女は、他の記者とは違う角度で質問をぶつけ、会見の流れを再び揺さぶろうとする。しかし咲と未礼、そしてRafale側の準備も万全で、“決定的な一撃”までは打ち込ませない。
こうして会見は、表面的には「夫婦が世間に謝罪し、再出発を誓う」という、ある意味“丸く収まった”形で終わる。
咲もスタッフも、なんとか最悪の事態は避けられた…と胸をなでおろす。
――だが、平田奏はその場で“引き下がっただけ”だった。
彼女の背後では、週刊文潮編集長・橋本(ユースケ・サンタマリア)と、奏の恋人でもあるフリー記者・二宮涼(栁俊太郎)が、何やら怪しげな情報のやり取りをしている。二宮のもとには、「R」と名乗る人物から意味深な着信も入り、“この不倫スキャンダルはまだ序章にすぎない”ことを匂わせる。
第1話ラストで見えてくるのは、
「不倫」という分かりやすい火種の裏で、もっと大きな“企み”が動いているかもしれないという不穏さ。
・誰が、何のために、5年前の不倫を今さら蒸し返したのか
・“R”とは誰なのか
・二宮と編集長が握っている“次の矢”とは何なのか
井岡咲、平田奏、そしてその周囲の人間たちが、それぞれの思惑で動き始める――。
第1話は「芸能事務所 vs 週刊誌」の表向きのバトルを描きつつ、その裏でうごめく“もっと黒い何か”の存在をチラ見せして終わる、かなり濃度の高い導入回になっていた。
私の感想
正直、1話を見終えて「なんじゃこれ…」って思った。めちゃくちゃリアルで、生々しい。
まず、舞台が芸能界なだけあって、見た目は華やか。でもその裏では、こんなにバタバタしてるのか…とゾッとさせられる。芸能人や事務所、週刊誌――それぞれに思惑やプライド、利害関係が絡み合って、スクリーン越しでも「どこまでが嘘で、どこからが本当か」が見えない。
そして、主人公である咲(柴咲コウ)が抱える決断の重さ。事務所の未来、俳優のキャリア、世間の目――それらを天秤にかけて、ぎりぎりの道を選ばなきゃいけない。「守るべきもの」「公にされるべき真実」、その狭間で揺れる姿に、つい胸が締め付けられた。
一方で、記者・奏(川口春奈)という“暴露者”の冷徹さもイヤらしくてグッとくる。彼女のペンは、世間に刃を向けるナイフ。だけど、その裏には「真実を知る権利」という問いもある。どこまでが正義で、どこからが暴力か――観る側にも問いを投げかけてくる。
個人的には、「ただのスクープもの」「芸能界の闇もの」で終わらず、“人間ドラマ”として深く刺さった。これ、2話以降の展開がマジで気になって止まらん。
あと…主題歌。柴咲コウの「Awakening (feat. LITTLE)」が、ドラマの不穏な空気と絶妙にマッチしてて、曲聴くだけでゾクッとくる。演出も音楽も含めて、“全体の世界観”が完成されてるのがニクイ。
――まとめると、「華やかさの裏にある泥と血」で視聴者を引きずり込むタイプのドラマ。興味本位でも、「真実」を見たくなる。そんな作品だと思う。
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