『Gメン』映画レビュー
イントロダクション
映画『Gメン』は、2022年3月31日に公開された青春アクションコメディで、監督はドラマ『おっさんずラブ』で知られる瑠東東一郎氏が務めています。この映画は、小沢としお氏の同名漫画を原作としており、問題児たちが集まる私立武華男子高校の1年G組を舞台に、友情と成長の物語を描いています 。
主人公の門松勝太(岸優太)は、彼女を作るために武華男子高校に転校しますが、問題児ばかりの1年G組に配属されます。ここで彼は、個性豊かなクラスメートたちとともに、友情を育みながら成長していきます。共演者には、竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭などが名を連ねています
ネタバレあらすじ
門松勝太(岸優太)は彼女を作るために武華男子高校に転校しますが、問題児ばかりの1年G組に配属されます。G組は成績トップの瀬名拓美(竜星涼)、プロレスオタクの肝田茂樹(矢本悠馬)、昭和気質の梅田真大(森本慎太郎)、クラスイチの武闘派薙竜二(りんたろー。)など個性豊かなメンバーで構成されています。G組の担任教師雨宮瞳(吉岡里帆)は元カレとのトラブルを抱えています。
勝太たちは、凶悪組織「天王会」と対立することになります。天王会のヘッド、加藤侠介(尾上松也)は凶暴で、部下からも恐れられる存在。八神紅一(田中圭)は武華男子高校の3年生で、「Gメン」の最後のヘッドとして登場します。彼らは壮絶なバトルを繰り広げながら、友情と成長を描きます。
物語のクライマックスでは、G組の生徒たちは団結し、天王会との決戦に挑みます。友情や仲間の絆を強めながら、勝太と天羽英登(竜星涼)は互いを信頼し合い、共に戦う姿が感動的に描かれます。最後には、問題児たちが自分の弱さを克服し、成長していく姿が描かれ、視聴者に勇気と感動を与えます。
キャスト
キャラクター | キャスト | 詳細 |
---|---|---|
門松勝太 | 岸優太 | 本作の主人公。彼女を作るために武華男子高校に転校してくるが、1年G組に配属されてしまう。 |
瀬名拓美 | 竜星涼 | 成績トップクラスの1年A組からG組に降格されたエリート。 |
上城レイナ | 恒松祐里 | レディース集団「多摩黒天使」のヘッド。 |
肝田茂樹 | 矢本悠馬 | 根っからのオタクでプロレス愛好者。 |
梅田真大 | 森本慎太郎 | 老け顔の1年G組生徒。昭和気質のムードメーカー。 |
薙竜二 | りんたろー。 | クラスイチの武闘派で常に好戦的。 |
雨宮瞳 | 吉岡里帆 | 1年G組の担任教師。元カレとのトラブルを抱える。 |
伊達薫 | 高良健吾 | 伝説の不良グループ「Gメン」のメンバー。 |
加藤侠介 | 尾上松也 | 刑務所から出所した天王会のヘッド。 |
八神紅一 | 田中圭 | 武華男子高校の3年生で、リーゼントがトレードマーク。 |
評価
私の感想
映画『Gメン』を観て、正直に言って大満足でした。この映画は、笑いあり涙ありの展開が詰まっていて、最初から最後まで飽きることなく楽しむことができました。
まず、岸くん演じる門松勝太のキャラクターが素晴らしかったです。彼の自然体でポジティブな演技は、問題児たちが集まる1年G組の中で光り輝いていました。竜星涼が演じる瀬名拓美との友情や、クラスメートとの関係がどんどん深まっていく様子が感動的で、彼女を作るという軽い動機で始まった物語が、友情と成長の物語へと変わっていく過程が見事に描かれています。
特に印象に残ったのは、アクションシーンの迫力です。アクション監督の手腕が光るシーンが多く、視聴者を引き込む力がありました。天王会との対決シーンでは、手に汗握る展開が続き、見応えがありました。高良健吾さんや尾上松也さんの演技も迫力満点で、敵キャラクターとしての存在感を見事に表現していました。
また、吉岡里帆さんが演じる教師のキャラクターが最高にツボりました。彼女の突き抜けた演技が光っており、彼女の役者魂には感服します。
全体的に、『Gメン』は青春映画として非常に優れており、懐かしさと新しさが絶妙に融合した作品です。問題児たちが団結し、困難に立ち向かう姿は観ていて胸が熱くなり、元気と勇気をもらえる映画でした。
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