Netflix映画『タイムカット』レビュー
イントロダクション
Netflix映画『タイムカット』は、2024年10月30日に配信されたホラーとSF、スリラー要素が融合した作品で、ハロウィーンにぴったりの一本です。この作品はハンナ・マクファーソン監督によって制作され、マディソン・ベイリー演じる高校生ルーシーが、2003年にタイムトラベルし、姉サマー(アントニア・ジェントリー)の悲劇的な殺人を阻止しようとする物語です。物理の天才であるクインと協力し、ルーシーは謎の殺人鬼に立ち向かい、過去を変えようと奮闘します。
『タイムカット』は、タイムトラベル要素を取り入れ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『スクリーム』を彷彿とさせる、若者向けホラーとサスペンスの融合が特徴です 。
キャスト詳細
- ルーシー・フィールド – 主人公の高校生で、タイムマシンを見つける。演じるのはマディソン・ベイリー
- サマー・フィールド – ルーシーの姉で、謎の殺人鬼に殺害される役。アントニア・ジェントリーが演じます
- クイン – 物理の天才で、ルーシーの時間旅行をサポート。グリフィン・グラックが演じます
- ギル – ルーシーとサマーの父親役、マイケル・シャンクス
その他、ルーシーの母ケンドラ役のレイチェル・クロフォードや、サマーの友人役のメーガン・ベストなど多彩なキャストが出演します
あらすじ
『タイムカット』のあらすじは、過去と現在の交差点で繰り広げられるスリル満点の物語です。物語の主人公は、高校生のルーシー・フィールド。彼女は偶然にもタイムマシンを見つけてしまい、2003年、姉サマーが殺害される直前の時代へとタイムスリップします。この事件は彼女の人生に深い影響を及ぼしており、ずっとサマーの死に対する罪悪感と悲しみを抱えてきました。
タイムスリップした先で彼女は、殺人鬼の正体や動機を探ると同時に、姉を守るための手掛かりを掴もうとします。しかし、過去を変えることで未来にもたらされる影響は予測不能で、彼女の行動が思わぬトラブルを引き起こすことに。ルーシーは、タイムトラベルのリスクや時間のパラドックスにも直面しながら、家族の絆と、どこまで過去を変えてよいのかという倫理的な問いにも苦しむことになります。
物語はスリラーとしての要素も満載で、タイムトラベルの混乱と姉を守ろうとするルーシーの必死さが物語を加速させます。彼女が再び2003年の学校や街の中で、見知らぬ相手の中から殺人鬼を見つけ出そうとする緊迫感は、まさに息をのむような展開です。
評価・見どころ
私の感想
『タイムカット』はタイムトラベルとホラーが絶妙に組み合わさっていて、「もしも過去に戻れたら…」という誰もが一度は考えたことがあるテーマに、ハラハラ感をプラスしてるのが見どころです。主人公ルーシーの視点から描かれる2003年の世界は、ファッションや流行が懐かしく感じられて、ちょっとしたタイムカプセルのよう。あの時代の空気感の中で、彼女が家族を守るために奮闘する姿がリアルで、「やっぱり家族っていいな」と感じられました。
また、過去を変えることで未来にどんな影響が出るのか、ルーシーが感じる恐怖や葛藤も共感しやすく、ただのホラーやスリラーとして見るよりも、深いテーマを考えさせられる作品になっているのが良いです。怖いけど、ちょっと感動もしてしまうような、複雑な気持ちにさせられる映画。ホラー好きも、タイムトラベル好きも、ハロウィンに一緒に楽しめる映画としてオススメしたいです。
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