『おいハンサム!!』映画レビュー|キャスト紹介・あらすじ・感想・見どころを徹底解説

目次

映画『おいハンサム!!』レビュー

イントロダクション

「クスッと笑えて、お腹もすく──“恋”と“家族”と“ゴハン”をめぐる新感覚コメディ!」というキャッチコピーが印象的な本作は、2022年に深夜ドラマとして始まった「おいハンサム!!」シリーズの人気を受け、ファンの熱烈な応援により映画化された作品です。ドラマシリーズの魅力をそのまま引き継ぎながら、ストーリーをよりパワーアップさせた2024年初夏(具体的には6月21日)公開のハイブリッド・ファミリーコメディです。


作品情報

  • タイトル:映画 おいハンサム!!
  • 公開日:2024年6月21日
  • 上映時間:119分
  • ジャンル:ファミリーコメディ
  • 監督・脚本:山口雅俊
  • 原作:伊藤理佐『おいピータン!!』シリーズ(講談社)
  • 出演:吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMI ほか
  • 配給:東宝

キャスト紹介

ドラマ版から引き続き登場する伊藤家と、新たに加わった豪華キャストによって、映画ならではの賑やかさが魅力です。

  • 伊藤源太郎(父):吉田鋼太郎 — “ちょっとウザいけど強いパパ”。「ハンサムな言葉」が娘たちの心に響く。
  • 伊藤千鶴(母):MEGUMI — 超越したマイペースで家族を包み込む母。
  • 長女 由香:木南晴夏 — 仕事は絶好調ながら、恋愛は絶不調。ダメ男を寄せ付けがち。
  • 次女 里香:佐久間由衣 — 元夫の浮気で離婚。好きになってはいけない“原さん”(藤原竜也)に惹かれてしまう。
  • 三女 美香:武田玲奈 — 漫画家を目指す婚約者・ユウジとの関係が微妙で悩み多め。

その他、新たなキャストとして…

  • たかお(幼なじみ/京都):宮世琉弥
  • イサオ(アプローチ熱烈男):野村周平
  • 原さん:藤原竜也
  • 大森利夫(由香の元カレ):浜野謙太
  • 謎の男:中尾明慶
    など多数出演

あらすじ

伊藤家の父・**源太郎(吉田鋼太郎)**は、“娘たちの幸せ”が唯一無二のライフワーク。とにかく全力で愛を注ぎますが、余計すぎるお節介と暑苦しい言葉が、娘たちにとってはしばしば“迷惑”に…。けれども、どこか胸に突き刺さるのが源太郎流の「ハンサムな言葉」なのです。

そんな伊藤家に、まるでジェットコースターのような事件が連発!

  • 母・千鶴(MEGUMI)の衝撃告白
    ある日、穏やかな食卓に爆弾が落とされます。千鶴が家族に放ったのは、源太郎をも震撼させる“とんでも発言”。動揺のあまり源太郎は、テレビ出演で不規則発言を繰り返し大炎上!一家はたちまち周囲を巻き込む大騒動へと発展します。
  • 長女・由香(木南晴夏)のダメ男体質
    仕事はバリキャリ絶好調なのに、なぜか恋愛は絶不調。元カレ・大森(浜野謙太)の存在が頭から離れず、わざと間違い電話を待ち構える始末…。恋に振り回される姿は痛々しいけど、どこか笑えて共感必至。
  • 次女・里香(佐久間由衣)の“恋愛疎開”
    離婚の痛手から逃げるように京都へ。ところが、幼なじみの**たかお(宮世琉弥)**と再会してしまい、揺れる心に再び火がつく。そしてそこへ、危険な香りを漂わせる“原さん(藤原竜也)”の存在が…。里香の恋はジェンガのようにグラグラ。
  • 三女・美香(武田玲奈)のモテすぎ地獄
    婚約者ユウジとの関係はギクシャク、そこに猛烈アプローチを仕掛けてくるイサオ(野村周平)やスグル(柳俊太郎)が乱入!三角関係どころか、もはや四角・五角関係に突入。美香は恋の嵐に翻弄されながらも、自分の幸せを模索していきます。

一方で、父・源太郎は暴走を続け、家族それぞれの人生も加速度的に“ハチャメチャ”に。だが、そのドタバタの中でこそ、家族の絆が確かめられ、人生の「おいしい瞬間」が見えてくるのです。

映画は、笑い、涙、食欲、そして恋心をすべて煮込んだ“ごった煮鍋”のよう。観終わるころには「やっぱり家族っていいな」と思わせる、愉快で温かい物語となっています。

私の感想

いやぁ〜、笑いました!そしてお腹すきました…笑。映画『おいハンサム!!』は、まさに“ごはん×家族×恋愛のごった煮”コメディ。吉田鋼太郎さん演じる父・源太郎がとにかく濃すぎて、もはや「家族版ゴジラ」みたいな存在感。娘たちが「もう放っといて!」って思っても、やっぱり最後は「お父さん、ありがとう」になってしまうあたり、ズルいですよね。

長女・由香の“ダメ男磁石”っぷりには共感とツッコミが止まらないし、次女・里香の京都での“幼なじみ再会シーン”は、少女漫画みたいでニヤけました。美香に至っては、モテすぎて逆にかわいそう。リアルなら絶対疲れるやつ…笑

でも、この映画の真骨頂は「笑いながらも家族や恋を考えさせる」ところ。ハチャメチャなのに、ふとしたセリフや仕草が胸に刺さるんですよね。母・千鶴(MEGUMI)の“受け流し力”なんて、家庭円満の究極奥義じゃないかと感心しました。もはや一番の“ハンサム”は母だったかもしれません。

総じて言うと、“おいしいご飯を食べながら家族と喧嘩して笑って仲直りする”みたいな映画。ドラマを観てなくても十分楽しめるし、観ていた人にはさらに「伊藤家、やっぱり最高やな!」ってなる一作でした。

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