Netflix『賭ケグルイ Bet』レビューと感想|ユメコの魅力と原作との差に迫る

目次

Netflix『賭ケグルイ Bet』レビュー

Netflixオリジナル実写ドラマ『賭ケグルイ Bet』が、2025年5月15日より配信開始されました。本作は、河本ほむら原作・尚村透作画の人気漫画『賭ケグルイ』を基に、カナダを舞台に再構築された英語版のリメイク作品です。原作のスリリングなギャンブル要素と学園内の階級制度を引き継ぎつつ、独自のストーリー展開が魅力となっています。


🎬 イントロダクション

『賭ケグルイ Bet』は、世界中のエリート学生が集う全寮制の名門校「セント・ドミニク学園」を舞台に、地下ギャンブルによって生徒の序列が決まるという独特の世界観を描いています。そこに転入してきた謎多き少女・ユメコが、卓越したギャンブルの才能と復讐心を武器に、学園の秩序を揺るがしていく物語です。


📚 作品情報

  • タイトル:賭ケグルイ Bet(Kakegurui Bet)
  • 配信開始日:2025年5月15日(Netflix独占)
  • 話数:全10話(各話約34分)
  • ジャンル:ミステリー、サスペンス、心理ドラマ、犯罪
  • 製作国:カナダ
  • クリエイター:サイモン・バリー(『Warrior Nun』)
  • 原作:河本ほむら(原作)、尚村透(作画)による漫画『賭ケグルイ』

👥 キャスト紹介

  • ユメコ・カワモト:ミク・マルティノー(『Star Trek: Section 31』)
  • ライアン:アヨ・ソランケ(『Clown in a Cornfield』)
  • メアリー:イヴ・エドワーズ(『The Bad Orphan』)
  • キーラ:クララ・アレクサンドロワ(『A Million Little Things』)
  • マイケル:ハンター・カーディナル(『Scout』)
  • リリー:アンウェン・オドリスコル(『October Faction』)
  • ドリー:アヴィヴァ・モンジッロ(『Workin’ Moms』)
  • スーキー:ライアン・サザーランド(『Four Singles』)

📝 あらすじ

ユメコ・カワモトは、幼少期に両親を事故で失い、母親から幼少の頃からギャンブルの技術を叩き込まれて育った孤独な少女。彼女の心の奥には、両親の死の真相を探る強い復讐心が燃え続けている。そんな彼女が転入したのは、世界中のエリート学生が集う全寮制の名門校「セント・ドミニク学園」。ここでは学業やスポーツの才能ではなく、ギャンブルの実力がすべてを支配する。学園内の階級はすべてギャンブルの勝敗で決まり、負けた者は「家畜」として扱われる冷酷な世界だ。

ユメコは、学園に足を踏み入れたその日から、自らの鋭い洞察力と大胆な勝負感で次々と対戦相手を打ち負かしていく。一見無邪気な笑顔の裏に計り知れないギャンブルセンスを秘めたユメコは、対戦相手を圧倒し、その度に学園内のランキングを駆け上がっていく。しかし、その行動は次第に学園を支配する生徒会の目に留まり、やがて彼女は「学園最強」と称されるメンバーたちとの熾烈な戦いに巻き込まれていく

さらに、ユメコは学園の影で暗躍する**「理事会」**の存在に気づく。この理事会こそが両親の死に関与しているのではないかという疑念が彼女の中で次第に確信へと変わっていく。そして、彼女の前に立ちはだかるのは、冷酷な策略家であり理事会の実力者「ライアン」。彼もまた、自らの野心と欲望のためにユメコを利用しようと画策している。

「家畜として屈辱にまみれるか、それとも頂点に立ち、復讐を果たすか」。ユメコは命がけのギャンブルに身を投じ、学園の闇を暴こうとする。果たして彼女は、両親の死の真相に辿り着き、この冷酷な学園で勝ち残ることができるのか──。

✍️ 私の感想

『賭ケグルイ Bet』、正直に言うと、ストーリーはちょっと微妙だったかな。原作のあの緻密な心理戦ギャンブルのスリルを期待してたんだけど、ちょっと違う方向に振り切りすぎてて、原作ファンからすると**「あれ?これって同じ作品?」**って感じる部分が多かったです。

まず、学園の階級制度ギャンブルで人生が決まるあの緊張感が薄くなってて、どちらかというと青春ドラマっぽいテイストが強かった印象。これはこれで面白い部分もあるんだけど、やっぱり原作のドキドキ感を求めてた自分としてはちょっと物足りなかったかな。

ただ、ユメコは相変わらずめちゃくちゃ可愛い!彼女の無邪気な笑顔の裏に隠された冷徹なギャンブルセンスは健在で、彼女が登場するシーンはやっぱりワクワクする。特に、相手を挑発するあの**「ふふっ」って笑顔は、完全にギャンブル狂**のそれで最高!

それにしても、ユメコ役のミク・マルティノーがめちゃくちゃハマってて、彼女を見るだけでもこのドラマを最後まで観る価値はあるかも。しかも、カナダの壮大なキャンパスを背景にしたシーンも結構綺麗で、そこはポイント高いですね。

**結論としては、このドラマは「原作とは別物」**として観た方が楽しめるかも。ユメコの可愛さを愛でつつ、軽い気持ちで見るにはちょうどいい作品でした。

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