Netflix映画『ドント・ムーブ』レビュー|キャスト、あらすじ、見どころ、感想

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Netflix映画『ドント・ムーブ』レビュー

イントロダクション

Netflixの新作スリラー映画『ドント・ムーブ』は、サム・ライミがプロデュースを務め、アダム・シンドラーとブライアン・ネットが監督した作品で、2024年10月25日に配信されました。『死霊のはらわた』などで知られるライミのプロデュースによるこの映画は、観る者に緊張感と恐怖を提供し、ハロウィンにぴったりの作品です​。

キャスト詳細

  • ケルシー・チャウ(アイリス役):大自然の中で生き延びるために奮闘する主人公で、ドラマ『イエローストーン』や『ファーゴ』でも知られる女優。
  • フィン・ウィットロック(リチャード役):冷酷なシリアルキラーを演じ、『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで強烈な印象を残している俳優。

その他には、ダニエル・フランシスモレイ・トレッドウェルが出演し、緊迫感あふれる物語に深みを加えています​。

あらすじ

『ドント・ムーブ』の物語は、主人公アイリスがシリアルキラー・リチャードに遭遇し、生死をかけたサバイバルに突入するところから始まります。ビッグ・サーの森でリチャードに捕らえられたアイリスは、麻痺薬を注射され、体の機能が徐々に失われていく恐怖に直面します。リチャードは周到な手口を持ち、アイリスを確実に仕留めようとする一方、アイリスも残された力と知恵を振り絞って逃げ道を探そうとします​。

物語の緊張感を高めているのは、この麻痺薬の効果です。アイリスは刻一刻と麻痺が進行し、動ける時間が限られた中で脱出を試みなければならず、観客も彼女と共にタイムリミットに追い詰められる感覚を味わいます。しかし、逃げ道は次々と閉ざされ、森の中で孤立無援の状況に追いやられるアイリスが、次第にリチャードに追い詰められていきます。やがて彼女は、唯一の希望である森の中にある小屋へとたどり着き、そこでビルという孤独な男と出会います。この出会いがアイリスに一縷の望みをもたらすのです​。

ビルは状況を察してアイリスを守ろうとしますが、そこにリチャードが現れ、2人はリチャードとの戦いに巻き込まれます。火や武器が入り乱れる激しい攻防の中、ビルもまた危険な状況に陥ります。この小屋での対決が映画の大きなクライマックスとなっており、アイリスが生き延びられるかどうかの鍵が握られています。

評価・見どころ

『ドント・ムーブ』はその緊迫したスリラー要素で高い評価を受けていますが、主人公アイリスの麻痺の描写に一貫性が欠けるとの指摘もあります。アイリスの動きが不自然に回復する場面がいくつかあるため、視聴者にとって没入感が減る可能性も。特に、中盤で登場するビルとの対決シーンは見どころで、彼の自宅で繰り広げられるサバイバル劇は、緊張感がピークに達する瞬間です。この映画は、シンプルなサバイバルスリラーとして楽しむには十分ですが、もう少し深みが欲しいとの声もあります​。

私の感想

『ドント・ムーブ』、いや~、なかなかハラハラしましたね。冒頭から最後まで、アイリスのタイムリミットにドキドキさせられっぱなし。特に、ビルとの出会いで「やっと助かるかも?」と思わせておいて、すぐに緊迫した展開に転がり込むあたりが見ごたえありました。

ただ、少し突っ込みたくなる部分もありました。麻痺の効果がシーンごとにちょっとばらつきがあって、「え?ここでは動けるの?」みたいな感じで、ちょっと現実感が薄れる場面も。まあ、細かいことを抜きにして楽しめば、しっかり楽しめるサバイバルスリラーです。リチャードの怖さとアイリスの必死さが、特にビルの小屋でのシーンでは最大限に発揮されていて、ホラー映画の王道を行く展開でしたね。

ホラー初心者にも入りやすいシンプルなストーリーなので、ハロウィンのちょっとしたスリル体験にぴったりかも。ライミ制作ということで、ホラーのお手本的な部分も多く、スリラー好きなら一度は見ておきたい作品だと思います。

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