Netflix『カウンターアタック』レビュー
『カウンターアタック』は、2025年2月28日よりNetflixで配信が開始されたメキシコ製作のアクション映画です。
作品情報
- タイトル: カウンターアタック
- 配信開始日: 2025年2月28日
- ジャンル: アクション
- 製作国: メキシコ
- 上映時間:84分
- 監督: チャバ・カルタス
- 脚本: J・R・エスカランテ
キャスト紹介
・ノエ・エルナンデス(ホセフォ・ウリアス)
麻薬カルテル「エル・エンハンブレ」のボス。残忍で策略家の敵。
・ルイス・アルベルティ(キャプテン・ゲレロ)
特殊部隊「ムルシエラゴス」のリーダー。冷静かつ勇敢な指揮官。
・マイラ・バターリャ(ルシア)
カルテルの秘密を知り、命を狙われる女性。
・イスラエル・イスラス(ロマン・ウリアス)
ホセフォの弟で、衝動的な性格のカルテル幹部。
・イシュベル・バウティスタ(コブラ)
ホセフォの側近で冷酷な女性戦士。
あらすじ
メキシコのエリート特殊部隊「ムルシエラゴス」を率いる キャプテン・ゲレロ(ルイス・アルベルティ)は、国境沿いで活動する麻薬カルテル 「エル・エンハンブレ」 の壊滅を命じられる。ゲレロはこれまで数々の危険な作戦を遂行し、確かな戦術眼とカリスマ的なリーダーシップで部隊を勝利へ導いてきた。しかし、今回のミッションは過去にないほど危険なものだった。
ある日、ゲレロたちはカルテルのメンバーによる 女性ルシア(マイラ・バターリャ)とその娘カルラ(フリーダ・ヒセル)の誘拐未遂事件 に遭遇する。ゲレロたちは即座に介入し、敵を制圧するが、これがカルテルの首領 ホセフォ・「エル・アギホン」・ウリアス(ノエ・エルナンデス) の怒りを買うことになる。ホセフォは冷酷非道な犯罪者でありながら、戦略家としても優れた頭脳を持つ男だった。
この救出劇の直後、ゲレロと部隊の行動が カルテルに完全に露見 し、敵は報復として彼らの拠点を襲撃する。数的に圧倒的な不利の状況に追い込まれたムルシエラゴスの隊員たち。精鋭スナイパー ポジョ(ルイス・クリエル)、ベテラン兵 タンケ(レオナルド・アロンソ)、衛生兵 コンボ(ダビッド・カルデロン) らが奮闘するも、次々と仲間が倒れていく。
ゲレロたちは生き延びるために、敵の包囲網を突破し 荒れ果てた村の廃墟へと逃げ込む。しかし、ホセフォの弟 ロマン・ウリアス(イスラエル・イスラス) や、冷徹な女幹部 コブラ(イシュベル・バウティスタ) 率いるカルテルの精鋭たちは執拗に追跡を続け、彼らを徹底的に追い詰めていく。
一方で、ゲレロはある情報を掴む。カルテルは 数十人の人々を秘密裏に殺害し、大量埋葬地を作っていた という事実が発覚する。ルシアはその情報を政府に伝えようとしたことでカルテルに狙われていたのだった。ゲレロは 単なる生き残り戦ではなく、正義のために戦う決意を固める。
逃亡戦から 反撃戦へ ——
ゲレロたちは村の地形を利用し、罠を仕掛けて敵を迎え撃つ作戦を開始する。
銃撃戦の果てに、ついにホセフォとの 一騎打ち へと発展するのだった……。
果たしてゲレロたちは生き延び、カルテルを壊滅させることができるのか。
そして、ルシアとカルラは無事に救われるのか——。
私の感想
『カウンターアタック』は、最後までハラハラドキドキが止まらないアクション映画でした。特殊部隊 vs. 麻薬カルテルという王道の設定ながら、緊張感あふれる戦闘シーンや、仲間たちの絆がしっかり描かれていて、ただのド派手なアクション映画に終わらず、ドラマ性もしっかり感じられました。
特に、主人公ゲレロ大尉のリーダーシップがよかった。どんな状況でも冷静に判断し、仲間を守りながら戦う姿には胸が熱くなりました。部隊のメンバーもそれぞれ個性的で、彼らの掛け合いや絆が描かれていたのも良かったです。アクションだけでなく、「戦う意味」や「正義とは何か」といったテーマも込められていて、単なる撃ち合いでは終わらないところがポイント高い。
敵役のホセフォもただの悪党ではなく、頭脳派な戦略を仕掛けてくるのが面白かったですね。冷酷なんだけど、どこかカリスマ性があって、最後の戦いまで一筋縄ではいかない感じが良かったです。
とはいえ、ストーリー的には「ちょっとご都合主義?」と思う部分もありましたが、テンポの良さとアクションの迫力がそれを補って余りある感じでした。とにかく アクション好きには間違いなく楽しめる映画 なので、スカッとしたいときにオススメです。
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