映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ネタバレ感想|黄金より大切なものは“家族”だった!笑って泣ける最新作レビュー

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映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』レビュー

イントロダクション

英国紳士なクマ、パディントンが帰ってきた!シリーズ第3作目となる『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、ロンドンを飛び出し、故郷ペルーを舞台にした壮大な冒険。失踪したルーシーおばさんを探し、伝説の黄金郷へ――。笑いと感動が詰まったファミリー映画の最新作を、今回はネタバレ込みでガッツリレビューします。

作品情報

  • 公開日:2025年5月9日(日本)
  • 原題Paddington in Peru
  • 製作国:イギリス/フランス/アメリカ/日本
  • 上映時間:106分
  • 監督:ドゥーガル・ウィルソン
  • 脚本:マーク・バートン、ジョン・フォスター、ジェームズ・ラモント
  • 音楽:ダリオ・マリアネッリ
  • ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー
  • 配給:キノフィルムズ

キャスト一覧

役名キャスト(声優/日本語吹替)
パディントンベン・ウィショー/松坂桃李
ヘンリー・ブラウンヒュー・ボネヴィル/古田新太
メアリー・ブラウンエミリー・モーティマー/石塚理恵
ジュディ・ブラウンマデリン・ハリス/三戸なつめ
ジョナサン・ブラウンサミュエル・ジョスリン/西田光貴
バード夫人ジュリー・ウォルターズ/定岡小百合
グルーバーさんジム・ブロードベント
ルーシーおばさんイメルダ・スタウントン/堀越真己
院長オリヴィア・コールマン
ハンター・カボットアントニオ・バンデラス
ジーナ・カボットカルラ・トウス

あらすじ(ネタバレあり

ロンドンで幸せに暮らしていたパディントンの元に、ペルーのルーシーおばさんから助けを求める手紙が届く。ブラウン一家と共にペルーへ向かうが、おばさんは姿を消し、残されていたのは黄金の腕輪と地図だけ。手がかりを追って伝説の黄金郷を目指す冒険が始まる――。

※ここから先は物語の重要な展開を含みます。

ロンドンで平和に暮らすパディントンは、ある日、ペルーの“老グマホーム”に住むルーシーおばさんから不可解な手紙を受け取ります。そこには明らかにただ事ではない様子がにじんでおり、ブラウン一家は急きょペルーへ向かうことに。

到着したホームにはおばさんの姿はなく、眼鏡と古びた黄金の腕輪だけが残されていました。その腕輪は、伝説の**“黄金郷”にまつわる重要な遺物だと判明します。手がかりは一枚の地図――。パディントンたちはジャングルの奥へ進みますが、そこで出会ったのが、探検家のハンター・カボット(アントニオ・バンデラス)と妻のジーナ**。彼らは協力を申し出ますが、その真意は不透明でした。

旅の途中、急流の川下り崩れかけた吊り橋など数々の危機を乗り越えながらも、次第に浮かび上がるのは、おばさんが黄金郷へ向かった理由。それは古代の宝を守るためだったのです。

やがて一行は、断崖絶壁の奥に眠る黄金の神殿に到達。しかしそこでカボット夫妻の裏切りが発覚。彼らは黄金を持ち出し売りさばくつもりだったのです。パディントンは囚われますが、ブラウン一家と現地の仲間たちが協力し、命がけの救出作戦を敢行。

クライマックス――黄金の神殿が崩れ落ちる中、パディントンはルーシーおばさんを発見。彼女は最後まで宝を守ろうとしていました。パディントンは「黄金よりも大切なのは家族だ」と告げ、おばさんと固く抱き合います。神殿は失われましたが、遺物は安全な場所に戻され、カボット夫妻は捕えられました。

ロンドンに帰ったパディントンは、再びブラウン家での穏やかな日常へ。しかし彼の胸の奥には、ペルーの大地と家族の絆がこれまで以上に強く刻まれていたのです。
――黄金郷の秘密、それは“血縁を超えた家族の愛”だった。


私の感想

いや〜、『パディントン 消えた黄金郷の秘密』、今回も期待以上でした!
あの紳士なクマが、ロンドンからペルーまで飛んでいくんだから、もう“世界一フットワークの軽いクマ”認定ですよ。飛行機代どうしてるのか、ちょっと気になるけど…笑

序盤からルーシーおばさんの失踪でドキドキさせてくれたかと思えば、ペルーのジャングルではアトラクション級の吊り橋や川下り、黄金の神殿までフルコース。正直、USJの新アトラクションとして再現できそうな勢いです。

それにしても、カボット夫妻の裏切りは「やっぱりな〜」って感じだったけど、ラストのパディントンとルーシーおばさんの再会シーンは不覚にも涙腺崩壊。黄金よりも家族が大事って、ベタだけどやっぱり心に刺さります。

あと、松坂桃李さんの声がほんとパディントンに合いすぎ。あの優しい声で「マーマレード食べます?」なんて言われたら、危うく冷蔵庫のマーマレード全部差し出すところでした。

全体的に、子どもも大人も楽しめる“笑って泣ける”冒険映画。映像の美しさとテンポの良さで、上映時間があっという間に感じました。

まとめ

『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、笑いと感動のバランスが絶妙なファミリー映画でした。黄金郷というワクワクする舞台設定に加え、パディントンとブラウン一家の絆が描かれることで、心温まるラストに。シリーズファンはもちろん、初めて観る人にも全力でおすすめできます。

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