映画『プラットホーム2』あらすじと感想|サバイバルと人間性が問われる衝撃の続編

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Netflix『プラットホーム2』レビュー

Netflixで2024年10月4日から配信されてる『プラットホーム2』(スペイン映画)は、2019年の話題作『プラットホーム』の続編で、再びガルデル・ガステル・ウルルティア監督がメガホンを取ります。本作は、タワー型の刑務所「垂直自己管理センター」のディストピアな世界に戻り、限られた食料を奪い合う囚人たちの姿を描いています。映画は、社会格差や倫理観といった深刻なテーマに斬り込み、視聴者に強いメッセージを投げかけます​。

キャスト

主役を演じるのは、ペレムパン役のミレナ・スミットと、ザミアチン役のホヴィク・ケウチケリアンです。他にも、ナタリア・テナやオスカル・ハエナダといった俳優陣が加わり、それぞれがこの過酷な環境での生存を懸けた闘いを熱演しています。

あらすじ

映画『プラットホーム2』では、前作と同様に塔状の刑務所が舞台となり、階層ごとに収容された囚人たちが限られた食料の配給に翻弄されます。しかし、今回の続編では、食料台が単に上下に動くだけでなく、新しい試みや不確定な要素が加わり、登場人物たちの心身にさらなる負荷を与えます。

物語は、新キャラクターであるペレムパンが、この過酷なシステムの真意や倫理観を探求し始めるところから展開します。彼女は、自身の信念に基づき、食料分配の不平等さに疑問を持ち、状況を打開しようと試みます。これは単なるサバイバルではなく、心理的・道徳的な戦いでもあり、囚人たちはそれぞれの生存戦略を模索します​。

また、階層ごとに異なる心理戦や同盟関係が描かれ、食糧の欠乏が進むにつれ、人々の本性が露わになっていきます。こうして『プラットホーム2』では、極限状態に置かれた人間の行動をさらに深掘りし、社会的な格差や不平等の問題を鋭く問いかけるストーリーが展開されています。

評価

本作は、独特の雰囲気や鋭い社会批判で高く評価されており、続編ながらも新しいテーマや視点を取り入れている点が好評です。一方で、一部の批評家は前作の設定に依存している点に物足りなさを感じるという声もあるようです。それでも、その過激なビジュアルと強烈なメッセージ性が話題となり、視聴後も深い倫理的議論を引き起こす作品として注目を集めています。

私の感想

『プラットホーム2』を見て思ったのは、「いや、これ本当に生き延びられるの?」って感じで、観てるだけでこっちが疲れるような映画でした。食べ物がどんどん下に行くにつれて少なくなっていくのに、みんな必死で自分の分を確保しようとする様子がリアルで、なんか「現代社会でも同じこと起こってるな〜」って思わず考えさせられました。

主人公のペレムパンがシステムに反抗しようとするのも、応援したい気持ちはあるんだけど、「いや、それ無理だよ、やめときなよ…」みたいな、見てるこっちがヒヤヒヤする場面も多くて。結局、社会の理不尽さに立ち向かうのってめちゃくちゃ大変なんだなぁと痛感しました。

そして、最後が本当に「え、これで終わり?」っていう、なんとも言えないもやもや感。結局どうなるのか答えが出ないまま終わってしまって、終わった後もずっと頭に残る、まさに考えさせられる映画でした。

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