『スンブ:二人の棋士』感想・あらすじ|イ・ビョンホン&ユ・アイン共演の感動実話ヒューマンドラマ

出典:Netflix『スンブ:二人の棋士』

🎬 イントロダクション

『スンブ:二人の棋士』は、韓国囲碁界の伝説的棋士チョ・フンヒョンとその弟子イ・チャンホの実話を基にしたヒューマンドラマです。師弟関係の葛藤と成長、そして囲碁という静かな戦いの中に秘められた情熱を描いています。主演はイ・ビョンホンとユ・アイン。2025年3月に韓国で劇場公開され、5月8日からNetflixで配信されています。


🎥 作品情報

  • タイトル:スンブ:二人の棋士(原題:승부)
  • 公開日:2025年3月26日(韓国)
  • 監督:キム・ヒョンジュ(『国家代表』『スウィング・キッズ』)
  • ジャンル:伝記/ヒューマンドラマ
  • 配給:Netflix

🎭 キャスト紹介

  • イ・ビョンホン:チョ・フンヒョン役 — 韓国囲碁界のレジェンド。
  • ユ・アイン:イ・チャンホ役 — フンヒョンの弟子であり、後にライバルとなる天才棋士。
  • コ・チャンソク:フンヒョンの囲碁仲間。
  • ムン・ジョンヒ:フンヒョンの妻。
  • ヒョン・ボンシク:囲碁協会関係者。

📖 あらすじ

『スンブ:二人の棋士』は、「囲碁」という静かな戦場を舞台に、師弟関係の葛藤と成長を描いたヒューマンドラマです。これは、単なる棋士の物語ではなく、師と弟子が織りなす人間ドラマが詰まった感動作です。

時は1980年代、囲碁界の絶対王者として君臨する**チョ・フンヒョン(イ・ビョンホン)は、ある日、驚異的な才能を持つ少年イ・チャンホ(ユ・アイン)と出会います。「あの子には何かがある…」**と感じたフンヒョンは、チャンホを弟子に迎える決意をします。これは、韓国囲碁界の未来を変える出会いでした。

しかし、天才を育てる道は決して平坦ではありません。フンヒョンはチャンホに対して圧倒的な強さを示し続け、「勝負の厳しさ」を徹底的に教え込む日々が続きます。「勝ち続ける者にしか見えない世界がある」 — その信念を胸に、師としての責務を果たそうとするフンヒョン。しかし、時には冷酷とも思える指導にチャンホは心が折れそうになることも…。

やがて時が経ち、かつての弟子は師を超えんとするライバルへと成長します。チャンホは、ただの天才少年から冷静で緻密な戦略家へと変貌し、フンヒョンにとっても脅威となる存在に。二人の間にかつての師弟の絆は残っているのか、それともただのライバルとして対峙するのか — その答えが問われる時がやってきます。

そして迎える決定的な対局。師匠と弟子としての長い歴史を背負いながら、一手一手に全てを賭ける二人。これは単なる勝負ではなく、人生の全てをかけた戦いです。果たしてその結末はどうなるのか?彼らが打つ最後の一手に込められた思いとは…。

私の感想

『スンブ:二人の棋士』は、「師弟関係」**という古典的なテーマを囲碁を通して描いた作品で、正直なところ、囲碁のルールはわからなくても十分に楽しめました。

まず、イ・ビョンホンとユ・アインの演技が素晴らしい。特にイ・ビョンホンは、厳しくも温かい師匠を見事に演じていて、その静かな熱量に引き込まれます。一方のユ・アインは、天才的な才能を持ちながらも師匠の厳しさに苦しむ若き天才を繊細に表現していて、その成長の過程が良かったです。

また、囲碁の対局シーンは想像以上に緊張感がありました。「これが囲碁の世界か」と、まるで自分もその場にいるような感覚になるシーンが多くて、観ている側もつい力が入ってしまいました。

そして何より、**「人間の絆」「師弟の絆」を深く描いているのが良かったです。特にラストの対局シーンは胸が熱くなる瞬間でした。

全体的に、感動と緊張が絶妙に入り混じった良作で、韓国映画らしい奥深さも存分に味わえます。囲碁に詳しくなくても心に響く要素がたっぷり詰まっているので、**「人間ドラマが好きな人」**にはオススメな作品です。

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