『私が見た未来 完全版』レビュー
イントロダクション
たつき諒さんの『私が見た未来 完全版』は、予知夢をテーマにした独特なストーリー展開が魅力の作品です。この記事では、この書籍のあらすじやネタバレ要約、そして私の感想を詳しく紹介します。予知夢が現実になるという設定に興味がある方や、スリリングなストーリーを楽しみたい方にとって、おすすめの一冊です。
書籍のあらすじ
ネタバレ注意:本書は、主人公が持つ予知能力を中心に展開します。物語の冒頭で主人公は、未来の災害や事件を予知する夢を見始めます。最初は些細な出来事が予知されるだけでしたが、次第に重大な災害や社会問題に関わる予知夢が増えていきます。クライマックスでは、予知夢を元に人々を救うための行動が描かれ、物語は緊迫の展開を迎えます。結末では、主人公が予知夢の力を理解し、社会のために活用する方法を見つけ出します。
詳細なネタバレ要約
主人公が最初に予知したのは、近所の友人が怪我をする夢でした。夢の内容を友人に伝えたところ、実際に怪我をすることが防がれました。この経験を機に、主人公は自分の予知能力に確信を持つようになります。
次第に、予知する夢は大規模な災害や社会問題にまで及びます。ある夢では、巨大地震が発生し、多くの人々が被害を受ける光景が描かれました。主人公はこの予知をもとに、周囲の人々に警告を発し、避難を促します。
物語のクライマックスでは、予知夢を利用して多くの命を救うための作戦が展開されます。主人公は仲間たちと協力し、災害から人々を守るために奔走します。最後に、予知夢が実現する様子と、それに対する主人公の対応が描かれ、物語は感動的な結末を迎えます。
感想とレビュー
本書の魅力は、スリリングなストーリー展開と深いメッセージ性にあります。予知能力を持つ主人公の葛藤や成長がリアルに描かれており、読者を引き込む力があります。一方で、一部のエピソードはやや冗長に感じられる部分もありました。
私の感想
『私が見た未来 完全版』を読んでみて、予知夢って本当に面白いテーマだなと改めて感じました。主人公が夢で未来を見ちゃうって、ちょっと不思議で怖いけど、めちゃくちゃ引き込まれました。特に、夢で見た災害をどうにかして回避しようとする主人公の姿にグッときました。
本書の中で一番印象に残ったのは、著者が10代の頃に見た大津波の夢についての話です。この夢が2011年3月の東日本大震災に関するものだと思っていたけど、実は2025年7月に関わる予知夢だったのではないかと語っている部分。これを読んで、未来に対する新たな視点を持つようになりました。
2025年7月まであと1年ですが、何事も無ければよいのですが…
正直なところ、一部のエピソードは「ちょっと長いかな?」って感じる部分もあったけど、全体的にはすごく楽しめました。予知夢のシーンはハラハラドキドキで、一気に読んじゃいましたね。結末も感動的で、読後感がとても良かったです。
もし自分がこんな予知夢を見たら、どうするだろう?と考えさせられる場面がたくさんあって、すごく考えさせられる本でした。未来が見えるなんて一見すごそうだけど、その責任や重みも感じられて、深いテーマだなと思いました。気軽に読めるけど、読み終わった後に色々考えさせられる、そんな一冊でした。
まとめ
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