Netflix『YOU ー君がすべてー シーズン5』レビュー
Netflixオリジナルドラマ『YOU ー君がすべてー』の最終章となるシーズン5が、2025年4月24日に配信開始されました。本記事では、作品情報、キャスト紹介、あらすじ、そして私の感想をお届けします。
🎬 作品情報
- タイトル:YOU ー君がすべてー シーズン5
- 配信開始日:2025年4月24日
- 配信プラットフォーム:Netflix
- ジャンル:サイコスリラー、サスペンス、恋愛ドラマ
- エピソード数:全10話
- 制作:セラ・ギャンブル、グレッグ・バーランティ
- 原作:キャロライン・ケプネス『YOU』シリーズ
👥 キャスト紹介
- ジョー・ゴールドバーグ(ペン・バッジリー):本作の主人公。愛する人のためなら手段を選ばないストーカー気質の男。
- ケイト・ロックウッド=ゴールドバーグ(シャーロット・リッチー):ジョーの妻で、ロックウッド社のCEO。
- ブロンテ(マデリーン・ブルーワー):ジョーが出会う作家志望の女性。
- レーガン&マディ・ロックウッド(アンナ・キャンプ):ケイトの双子の姉妹。
- ヘンリー・ゴールドバーグ(フランキー・ディマイオ):ジョーとラブの息子。
📖 あらすじ
舞台は再び、因縁の地・ニューヨーク。
数々の過去を経て、名前も身分も変えたジョー・ゴールドバーグは、ロックウッド財閥の令嬢ケイトと結婚し、社会的にも成功者の立場に。
さらに、かつて手放した息子・ヘンリーとも再会を果たし、彼の人生は「安定」と「幸福」を手に入れたかのように見えます。
しかし、ジョーの中の“何か”は、まだ終わっていない。
完璧なはずの家庭生活の裏には、ケイトの一族に隠された秘密、ジョー自身が抱える過去の罪と向き合う葛藤がじわじわと押し寄せてきます。
そんな中、ジョーは作家志望のミステリアスな女性・ブロンテと出会い、再び心が揺らぎ始める——。
そして、彼の前に次々と現れる人物たちが、ジョーの静かな日常を崩していくのです。
物語が進むにつれて、ジョーは次第に過去の自分と向き合わざるを得ない状況に追い込まれていきます。
“正しい選択”をしようとする彼の姿は、ときに痛々しく、ときに恐ろしくもあり…。
視聴者は、彼が本当に変わろうとしているのか、それともまた暗い衝動に飲み込まれていくのか、ハラハラしながら見守ることになるでしょう。
そして迎えるクライマックス——
シリーズを通して描かれてきた「愛」と「執着」の物語は、どんな結末を迎えるのか?
シリーズの最終章にして、最も衝撃的なラストがあなたを待っています。
✅ おすすめポイント
🔥 1. ジョーの“終わらない物語”がついに完結!
最終章となる本シーズンでは、ジョーがこれまで逃げてきた罪と向き合う展開に。
彼の内面の葛藤が丁寧に描かれており、心理サスペンスとしての見応えは抜群です。
🏙️ 2. 原点回帰!舞台は再びニューヨーク
ロンドン編から一転し、シリーズ原点のニューヨークへ帰還。
都市の喧騒の中で繰り広げられる緊張感ある展開が、『YOU』らしい空気感を再び感じさせます。
🧠 3. 「人は変われるのか?」という重いテーマ
“愛”と“執着”、“赦し”と“裁き”――
視聴者に問いを投げかけるような哲学的・人間的なテーマ性も本作の魅力。単なるスリラーを超えた深さがあります。
👩💼 4. ケイトやブロンテとの関係が物語に奥行きを
ジョーの妻・ケイトの家族にまつわる権力ドラマや、謎多き女性ブロンテとの出会いが、物語にさらなる緊張感と複雑さをもたらします。
🎭 5. 過去のキャラクターたちの“影”が再び忍び寄る
過去のシーズンを見てきた人ほどゾクッとするような、“あの人たち”の存在感にも注目。ファンにはたまらない演出が散りばめられています。
🎬 6. 見るたびに深まる、ジョーというキャラクターの多面性
“ただのストーカー”では終わらない。
善と悪、理想と現実の間で揺れるジョーの姿に、感情移入してしまう人も多いはず。
✍️ 私の感想
ついにジョーの物語の最終章…!
今回はとにかく、「これで終わるのか…!?」っていう緊張感がずっと続いて、最後までイッキ見しました。
序盤は「家族を持って幸せにやってるのかな?」なんてちょっと安心しかけたんですけど、やっぱりジョーはジョーでした…笑
新キャラのブロンテとの関係性がどうなるのかドキドキしっぱなし。
それと、ケイトとの“表面上は幸せな結婚”の裏にある、冷たい緊張感がジワジワ来て、これまでのシーズンとはちょっと違った重さがあって良かったです。
あと個人的にグッときたのは、ジョーが自分の過去と本気で向き合わされる場面たち。
これまで逃げてばかりだった彼が、ついに「逃げ切れない瞬間」に直面するところが、なんとも切なくて…。
「人って、本当に変われるの?」というテーマが浮かび上がってきて、ただのサイコスリラーじゃなく、人間ドラマとしての深みも感じました。
ラストはぜひ自分の目で見て確かめてほしいですが、シリーズのファンなら絶対に満足できると思います。
“YOU”というタイトルの意味が、最後にジワジワと染みてくる、そんな締めくくりでした。


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