映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』レビュー|あらすじと見どころを徹底解説!

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映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』レビュ

イントロダクション

『ゆとりですがなにか インターナショナル』は、2016年に放送された宮藤官九郎脚本のドラマシリーズ「ゆとりですがなにか」の続編となる映画です。ドラマでは、平成のゆとり世代と呼ばれるアラサーの3人、坂間正和、山路一豊、道上まりぶが、仕事や恋愛、友情に悩みながら成長していく姿が描かれました。今回の映画版では、あの「ゆとり世代」の3人が再び登場し、新たな人生の試練に立ち向かう姿が描かれています。

キャスト詳細

  • 坂間正和(演:岡田将生) – 実家の酒造で働く営業マン。
  • 山路一豊(演:松坂桃李) – 教師で、相変わらず婚活に苦戦中。
  • 道上まりぶ(演:柳楽優弥) – 事業失敗後に帰国し、新たな道を模索中。
  • 坂間茜(演:安藤サクラ) – 正和の元恋人で、子育てに奮闘する母親。
  • 山岸ひろむ(演:仲野太賀) – 正和の元同僚であり、自らの職場で苦悩を抱える姿が描かれます。
  • チェ・シネ(演:木南晴夏) – 韓国企業のスーパーバイザーで、山岸の上司。

その他、新キャストとして上白石萌歌、吉原光夫、加藤清史郎らも出演し、物語を彩っています​。

あらすじ

映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』は、ドラマシリーズから7年が経った現在の3人、正和、山路、まりぶの姿を描いています。正和は実家の酒造の営業として、家族と一緒に奮闘中。しかし、唯一の大口取引先「豚の民」から契約終了を通告され、酒造が存続の危機に立たされます。正和は新商品の開発を通じて再契約を目指し、家族全員で一丸となって挑戦していきます。

一方、山路は相変わらず婚活に苦戦していて、「自分は教育実習生にしか恋愛感情を持てないんじゃないか?」とまで思い詰めています。そんな時、新たな教育実習生が現れ、再びトラブルが発生してしまいます。また、まりぶは中国での事業に失敗し、日本に戻ってきましたが、そこから坂間家の日常を勝手に動画配信し、その動画が思わぬ人気を集め始めます​。

映画では、登場人物たちがそれぞれの課題に立ち向かいながらも、互いに支え合う姿が描かれています。正和の家族や、山路とまりぶがどのようにしてこの難局を乗り越えるのか、そして新キャラクターの登場で彼らの生活にどんな影響があるのか――物語の結末は、ぜひ映画で確認してみてください​。

評価・見どころ

映画の見どころは、宮藤官九郎独特のユーモアとリアルな社会描写が融合したストーリー展開です。正和の実家を舞台に家族の絆が描かれる一方、山路やまりぶもそれぞれの道を模索しながら、個性的なキャラクターたちが再び集結します。また、新キャラクターのチェ・シネが登場し、山岸の新たな上司として新しい風を吹き込む点も見逃せません。これまでのドラマのファンはもちろん、初めて観る方でも楽しめる内容となっています​。

私の感想

『ゆとりですがなにか インターナショナル』を観て、やっぱり「宮藤官九郎脚本」って面白いな〜って改めて感じました。あのテンポの良い会話とか、ちょっとしたギャグにも笑っちゃうし、どこか懐かしい感じがするのも魅力です。

正和が家族と一緒に酒造をなんとかしようと頑張る姿がすごく応援したくなるし、山路の婚活失敗エピソードも相変わらずで笑えた!まりぶが坂間家の日常を勝手に動画配信しちゃうとか、ちょっと無茶苦茶なんだけど、そういうところが彼ららしいというか。新キャラのチェ・シネが出てきて、山岸との掛け合いも見どころのひとつでした。

全体的に、ゆる〜く笑いながら観られるけど、ちょっと考えさせられる部分もあって、バランスが良く、笑いと共に感動を味わえる素晴らしい作品でした。

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