Netflix映画『ラ・ドルチェ・ヴィッラ』徹底レビュー!キャスト・あらすじ・感想まとめ【ネタバレあり】

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Netflix映画『羅・ドルチェ・ヴィッラ』レビュー

Netflixの新作映画『ラ・ドルチェ・ヴィッラ』は、2025年2月13日から配信が開始されたロマンティック・コメディです。監督はマーク・ウォーターズ、脚本はエリザベス・ハケットとヒラリー・ガラノイが手掛けています。

作品情報

  • タイトル: ラ・ドルチェ・ヴィッラ (La Dolce Villa)
  • 配信開始日: 2025年2月13日 (Netflix独占配信)
  • ジャンル: ロマンティック・コメディ / ヒューマンドラマ
  • 監督: マーク・ウォーターズ (『ミーン・ガールズ』『恋人はゴースト』など)
  • 脚本: エリザベス・ハケット、ヒラリー・ガラノイ
  • 制作国: アメリカ / イタリア
  • 上映時間: 約100分
  • 言語: 英語 (イタリア語のセリフあり)

キャスト紹介

  • デヴィッド・ローソン(演:スコット・フォーリー)                           👉 主人公。元一流シェフで、現在は飲食業界のコンサルタントとして成功しているが、妻を亡くした悲しみから仕事に没頭し、娘オリビアとの関係がぎくしゃくしている。
  • アレッサンドラ・コンティ(演:ビオランテ・プラシド)                                 👉 イタリア・トスカーナのヴィラを経営する女性。祖母から受け継いだヴィラを、文化と食の発信拠点として再生しようと奮闘している。情熱的で芯が強いが、心の奥には優しさを秘めている。
  • オリビア・ローソン(演:マイア・リーフィコ)                            👉 デヴィッドの娘。思春期で父との距離ができており、最初はイタリア旅行に反発していたが、次第に地元の文化や人々に心を開いていく。
  • ルカ・ベルナルディ(演:ジュゼッペ・フティア)                            👉 ヴィラで働く地元の青年。明るくフレンドリーな性格で、オリビアと親しくなり、彼女がイタリアの魅力を知るきっかけを作る。

あらすじ※ネタバレあり

主人公の**デヴィッド(スコット・フォーリー)**は、かつては一流レストランのシェフとして活躍していたが、現在はレストランの経営コンサルタントとして成功を収めている。だが、彼の人生は決して順風満帆ではなかった。3年前に最愛の妻をガンで亡くし、その悲しみの中で、愛娘オリビア(マイア・リーフィコ)との関係が次第に疎遠になってしまった。仕事に没頭することで妻の死と向き合うことを避けてきたデヴィッドだったが、思春期に突入したオリビアは父親に心を開かず、反抗的な態度を取るようになっていた。

そんなある日、デヴィッドは友人の紹介で、イタリア・トスカーナの小さな村にある古びたヴィラ(別荘)を再生するプロジェクトに関わることになる。そのヴィラのオーナーは、地元で長年暮らす情熱的なイタリア人女性アレッサンドラ(ビオランテ・プラシド)。彼女は祖母から受け継いだこのヴィラを小さな宿泊施設として蘇らせ、伝統的なイタリアの文化と食を世界に発信しようとしていた。

デヴィッドはこの仕事をオリビアとの関係を修復するチャンスと考え、彼女を半ば強引にイタリアへ連れて行く。しかし、慣れない環境にうんざりするオリビアは、イタリアの田舎暮らしに興味を持たず、父親との距離をますます広げていく。そんな中、アレッサンドラはデヴィッドとオリビアに「料理を通して心を通わせることの大切さ」を説き、地元の人々との交流を手助けする。

次第にオリビアは、トスカーナの美しい風景や温かい人々、そしてイタリア料理の奥深さに魅了されていく。そして、ヴィラで働く地元の青年ルカ(ジュゼッペ・フティア)と交流を深めることで、彼女の心は少しずつ解けていく。一方で、デヴィッドもまた、アレッサンドラとの関わりを通して人生の新たな可能性に気づき、仕事一筋だった自分の生き方を見つめ直すようになる

やがて、ヴィラのリノベーションが完了し、ついにオープンの日がやってくる。しかし、そこへ思わぬトラブルが発生。ヴィラの開業を妨害しようとする競合のリゾートホテルが、違法な手を使って営業許可を阻止しようとするのだ。デヴィッドとアレッサンドラは、村の人々と協力しながら、何とかこのピンチを乗り越えようと奮闘する。

最終的に、オリビアは父親の愛を理解し、デヴィッドもまた、娘と過ごす時間の大切さに気づく。そして、アレッサンドラとの間には、ただの仕事仲間以上の感情が芽生えていた。家族の絆と新たな愛の可能性を取り戻したデヴィッドは、ヴィラでの時間がこれからの人生にとってかけがえのないものとなることを実感するのだった。

── イタリアの美しい風景の中で紡がれる、家族と再生の物語。『ラ・ドルチェ・ヴィッラ』は、人生の新たな扉を開く温かい感動作です。

私の感想

『ラ・ドルチェ・ヴィッラ』は、イタリアの美しい風景と心温まるストーリーが魅力的な映画でした。トスカーナの田園風景や石畳の街並み、そして美味しそうなイタリア料理がたくさん登場して、まるで映画の中に旅行している気分に。

物語の軸となるのは、仕事一筋で娘との関係が冷え切ってしまった主人公デヴィッドが、イタリアでの時間を通じて家族の大切さを見つめ直すというもの。最初は反抗的だったオリビアも、イタリアの文化や人々との触れ合いの中で少しずつ心を開いていく様子が丁寧に描かれていて、見ていてじんわりと心が温まりました。

それにしても、アレッサンドラ役のビオランテ・プラシドが演じるちょっと強気で情熱的なイタリア女性がまた魅力的。彼女とデヴィッドのやりとりはまるで王道のラブコメみたいで、恋愛要素もほんのり楽しめました。こういう、仕事も恋も人生も楽しむ!みたいな女性キャラ、大好きです。

また、料理がストーリーの中で大事な役割を果たしているのも良かったです。**「料理を通じて心を通わせる」**というテーマがしっかり活きていて、特にオリビアがイタリアの伝統料理を学ぶシーンは微笑ましかったです。映画を観た後、パスタやピザが食べたくなること間違いなし…笑

終盤のトラブルもスパイスとして効いていて、家族の絆や「本当に大切なものは何か?」を問いかける展開に。人生の選択や再生をテーマにしたヒューマンドラマとしても見応えがありました。

全体的に、観終わった後にほっこりした気持ちになれる優しい映画でした。家族や大切な人と一緒に過ごす時間の大切さを改めて感じさせてくれる、そんな作品です。ちょっと疲れた時や、癒されたい時にぴったりの1本です。

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