🎬 イントロダクション
『アトミック・ブロンド』(原題:Atomic Blonde)は、2017年に公開されたアメリカのスパイアクション映画です。冷戦末期のベルリンを舞台に、MI6の女性エージェントが極秘リストを巡る陰謀に立ち向かう姿を描いています。主演はシャーリーズ・セロン、監督はデヴィッド・リーチが務めました。
🎥 作品情報
- 原題:Atomic Blonde
- 公開日:2017年10月20日(日本)
- 上映時間:115分
- 監督:デヴィッド・リーチ
- 原作:アンソニー・ジョンストン、サム・ハート『The Coldest City』
- 配給:フォーカス・フィーチャーズ(米)、KADOKAWA(日本)
- ジャンル:スパイアクション、サスペンス
- レーティング:R15+
👥 キャスト紹介
- ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン):MI6の敏腕女性エージェント。
- デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ):MI6ベルリン支部の責任者。
- デルフィーヌ・ラサール(ソフィア・ブテラ):フランスの諜報機関DGSEのエージェント。
- エメット・カーツフェルド(ジョン・グッドマン):CIAのエージェント。
- スパイグラス(エディ・マーサン):シュタージから離反したスパイ。
- エリック・グレイ(トビー・ジョーンズ):MI6の上司。
- メルケル(ビル・スカルスガルド):ロレーンの助手。
- アレクサンドル・ブレモヴィッチ(ローランド・ムーラー):ロシアの上位工作員。
🕵️♀️あらすじ
舞台は1989年、ベルリンの壁崩壊直前の東西が混沌とする時代。
東側と西側の諜報機関が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げる中、MI6のエージェントが殺害され、極秘情報が記されたリストが奪われる。
そのリストには、東西双方のスパイの正体が網羅されており、もし流出すれば世界の均衡が崩壊する危険性を孕んでいた。
MI6は、その奪還任務を**最も冷酷で美しく、最も有能な諜報員ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)**に託す。
ロレーンはベルリンに潜入し、現地で情報活動を行う**パンクで危険なMI6支部長デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)**と接触。
しかしこの男、味方なのか敵なのか…一切信用できない。
さらにロレーンは、謎めいたフランス人女性スパイ・デルフィーヌと出会い、関係を深めていくが、
その裏では各国の諜報機関が複雑に入り組み、“裏切り”と“嘘”が交差する心理戦が加速していく。
やがて、ロレーンはリストの存在だけでなく、MI6内部に潜む“二重スパイ=サッチェル”の存在に迫ることに。
銃撃、肉弾戦、裏切り、そして愛…。
誰が敵で、誰が味方なのか——すべてが混沌とする中、ロレーンは孤独な戦いを通じて“真実”に辿り着く。
クライマックスは驚愕のどんでん返しが待つスパイ・サスペンスの醍醐味。
“美しくも残酷な女スパイ”の正体に、あなたは最後まで翻弄されることになる。
🌟おすすめポイント
🎯1. シャーリーズ・セロンの圧倒的存在感と肉体演技
- **“最強にして最もクールな女スパイ”**を体現したシャーリーズ・セロンの魅力が全開!
- 実際にスタントの多くを自分でこなしたアクションシーンは、リアリティと迫力満点。
- ハイヒールでの格闘、階段での長回しバトルなど、息を呑む名シーンが続出。
🎞2. スタイリッシュな映像と80年代の空気感
- 1989年のベルリンを再現したセットと、ネオンやライティングが美しいビジュアル表現が秀逸。
- ニュー・オーダーやデヴィッド・ボウイ、Queenなど80年代の名曲がBGMとして多用され、物語に絶妙にマッチ。
🧠3. 一筋縄ではいかないスパイ・ミステリー
- 複雑に絡み合うスパイたちの思惑と、“誰が裏切り者か?”を巡る心理戦がスリリング。
- 一度観ただけでは分からない伏線や、終盤のどんでん返しも見どころ。
🔥4. 映画『ジョン・ウィック』の監督が手がけた確かなアクション
- 監督のデヴィッド・リーチは『ジョン・ウィック』の共同監督でもあり、洗練された接近戦・銃撃戦の演出は一級品。
- 「美しさ」と「暴力」のコントラストが非常に鮮烈。
💋5. 女性目線で描かれる新しいスパイ像
- 『007』とは異なる、女性が主導するスパイ映画としての魅力。
- ロレーンはただの“美しい女スパイ”ではなく、感情も傷も抱えながら任務に挑むリアルなキャラクターとして描かれている。
😊私の感想
とにかくシャーリーズ・セロンがカッコ良すぎました。✨
スパイ映画って男が主役のものが多いけど、**この映画は完全に“彼女が主役”。**強くて美しくて、しかも孤独も背負っていて…もう見惚れちゃいました。
アクションも本当にすごい。特に階段での戦闘シーンは思わず息止めちゃうくらいの迫力。
ストーリーはちょっと複雑だけど、それが逆に“スパイ映画っぽくて良い”。
「この人、信用していいの?」「裏切り者って誰?」みたいなモヤモヤが最後まで続いて、いい意味でずっと頭を使わされる感じでした。
あと、音楽と映像がめちゃくちゃオシャレ。
80年代の雰囲気がしっかり出てて、ファッションやネオンの使い方もセンス抜群。
映像美と音楽が融合した世界観にどっぷり浸かれました。
ちょっと暴力的なシーンもあるけど、スパイ映画やアクション好きな人にはかなり刺さると思います。
「女版ジョン・ウィック」って言われるのも納得!
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