Netflix韓国ドラマ『広場』レビュー
🎬 イントロダクション
2025年6月6日より全世界配信スタート。「広場」(原題:광장/Plaza Wars)は、韓国の人気ウェブトゥーンを原作とした本格ノワール・アクション。復讐に燃える元裏社会の男が、自らの弟の死の真相を追って「広場」と呼ばれる裏世界に舞い戻る— その緊迫のドラマが幕を開けます。
📌 作品情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 広場(광장) / 英題:Mercy for None |
配信開始日 | 2025年6月6日 |
エピソード数 | 全7話(回によって37~49分) |
ジャンル | アクション・クライム・ノワール・復讐劇 |
制作スタッフ | 監督:チェ・ソンウン、脚本:ユ・キソン |
原作 | ウェブトゥーン「Plaza Wars」(오세형・김균태) |
制作会社/配信 | Yong Film、Studio N、Netflix |
👥 キャスト紹介
- ナム・ギジュン役:ソ・ジソプ
11年前にアキレス腱を切断し組織を脱退した伝説の構成員。弟の死を受け、冷酷な復讐に身を投じます。 - ナム・ギソク役:イ・ジュニョク
ギジュンの弟で組織のナンバー2。謎の死を遂げ、その死が物語の鍵に。 - イ・ジュウン役:ホ・ジュノ
ギジュンが去った後、組織を率いてきたボス的存在。 - ク・ボンサン役:アン・ギルガン
対立組織のボスとして登場、権力バランスの要。 - ク・ジュンモ役:コンミョン
ボンサンの後継者で野望に燃える若き男。 - その他:イ・ボムス(N‑Clean代表)、チュ・ヨンウ、チョ・ハンチョル、チャ・スンウォンなどベテラン豪華キャスト陣登場。
🕯️ あらすじ
かつて“広場”と呼ばれる巨大裏社会の中で、「最も恐れられた男」ナム・ギジュン(ソ・ジソプ)は、仲間の裏切りと抗争に疲れ、自らアキレス腱を切断し、組織を去った。
命を賭けた“引退”だった。二度と裏の世界には戻らないと誓い、11年間、一般人として生きてきた。
しかしある日、唯一の家族であり弟分でもあったナム・ギソクが、不審な死を遂げたという知らせが舞い込む。
しかもその死は、**事故でも病死でもない。**暴力と権力の匂いが濃く漂っていた。
「――お前がいなかったから、こうなった。」
弟の死の真相を知るべく、ギジュンは再び“広場”へと足を踏み入れる。そこはもはや彼の知る世界ではなかった。
冷酷な新ボス、台頭する若手、金と復讐が渦巻く地獄のような社会。
かつての仲間たちも変わり果て、誰が味方で、誰が裏切者なのかすら分からない。
ギジュンは、弟の死の裏に**組織の「内部抗争」**が関係していることを突き止めていく。
そしてその奥には、もっと深く、もっと黒い陰謀――“裏の裏”を操る存在があった。
鋭い眼光、血にまみれた拳、火花散るカーチェイス。
**ギジュンの“復讐”は、単なる報復では終わらない。**それは、かつての自分自身と決着をつける旅でもあったのだ。
やがて広場は、一発の銃声とともに再び震え始める――。
裏社会×兄弟愛×復讐劇が絶妙に絡み合う、張り詰めた物語。視聴者もまるで広場の一員になったかのような臨場感で、最後まで息を呑む展開が続きます。
🌿 私の感想
観終わってまず一言。
これは間違いなく“好みが分かれる系”の作品です。
というのも、まずグロ描写がけっこうキツい!
ナイフが深く刺さる描写とか、鉄パイプで骨が折れる音とか、血が飛び散るシーンとか…リアルすぎてビビります。
私は観れましたが、**ちょっとでもグロが苦手な人にはキツいかも…**って思いました。
でも、そこが逆にこの作品の魅力でもあるんですよね。
復讐劇としての説得力がすごいんです。
「そこまでやるか…」っていう容赦ない暴力の裏に、弟を殺された兄の“止まらない怒り”と“哀しみ”がちゃんとある。
そこに人間ドラマとしての芯が通ってるから、ただのバイオレンスものじゃない。
ただ、やっぱり人によっては「暴力的すぎてしんどい」「ちょっとやりすぎでは?」という感想も出そうです。
賛否両論ありそうな、クセ強めの作品なのは間違いなし。
ギジュン(ソ・ジソプ)の無言の迫力、目だけで語る演技、そして彼が抱える過去と弟への想い――静かだけど熱い復讐者の姿にグッときました。
アクションもストーリーも、どっしり重くて見応えあり。
万人ウケはしないかもしれないけど、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるタイプの韓ドラです。
「グロいけど、それ以上にドラマが熱い」
そんな作品を探してる方には、おすすめです。
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