イントロダクション
“喧嘩上等。ラヴ上等。”
社会のはみ出し者として生きてきたヤンキー男女11人が、山奥の学校「羅武上等学園」で14日間の共同生活。殴り合いも涙も全部さらけ出しながら、本気(マジ)の恋をつかみにいくーー。
Netflixリアリティシリーズ『ラヴ上等』は、元ヤンキーのMEGUMIが企画・プロデュースする、日本初の“ヤンキー恋リア”。
MCにはAK-69と永野が並び、スタジオも含めて“血の気多め”な空気が画面から伝わってくる、かなり攻めた作品です。
作品情報
- タイトル:ラヴ上等(BADLY IN LOVE)
- 配信:Netflix リアリティシリーズ(全10話)
- ジャンル:恋愛リアリティ番組/国内/社会実験的リアリティ
- 舞台:山奥の学校「羅武上等学園」
- 企画・プロデュース:MEGUMI
- MC:MEGUMI/AK-69/永野
- 配信スケジュール:
- 12月9日(火):エピソード1〜4
- 12月16日(火):エピソード5〜7
- 12月23日(火):エピソード8〜10
コンセプト
社会のはみ出し者として生きてきた11人の男女が、14日にわたり学校で共同生活を送り、衝突しながら本気(マジ)の愛を追求していく、日本初の“ヤンキー純愛リアリティショー”。
暴走族総長、元ヤクザ、最終学歴・少年院…“履歴書に書けない過去”を持つメンバーたちが、喧嘩と恋を通して “愛” を学ぶという、かなり尖った社会実験リアリティになっています。
メンバー&MC 紹介
スタジオMC
- MEGUMI
元ヤンキーでもある女優・タレント。
「ド直球なキャラクターが必要」としてこの企画をプロデュース。メンバーの感情の爆発を、誰よりも理解しながら見守る“番組の母”的存在。 - AK-69
ヒップホップ界のカリスマ。
若い頃に“そっち側”にいた経験から、メンバーの言葉や空気を一瞬で察する解説ポジション。笑えるコメントも多いけど、たまに刺さる人生アドバイスを入れてくるのがズルい。 - 永野
「恋リア苦手芸人」が、まさかの恋リアMCに参戦。
“俯瞰でツッコむ人”として、視聴者のモヤモヤや違和感を代弁してくれるバランサー役。
男性メンバー
てんてん(七星天星)
ホスト系の色気と落ち着いた雰囲気を併せ持つ、“静かなバランサー”枠。感情を荒げず冷静に状況を読むタイプで、男子の中でも空気を整える存在。恋愛では自然に距離を縮める柔らかさがあり、じわじわ人気を集めそうな“静のモテ枠”。男性メンバー
つーちゃん(塚原舜哉)
元・武闘派ヤンキーで、落ち着いて見えるのに内側はかなり熱い“漢気リーダー”タイプ。態度はクールなのに、好きな人が絡むと表情にすべて出てしまう不器用さが魅力。状況を俯瞰できるため、揉め事のときに自然とまとめ役になりそうな存在。
ミルク(佐藤匠海)
元・川崎暴走族総長という肩書きに反して、中身は甘えん坊でギャップの塊。年上女子に弱そうな“末っ子気質”がにじみ出ていて、感情が動くと分かりやすく態度に出るタイプ。強面なのに一途で純粋という、番組の“推され枠”になりそうな存在。
タックル(津田祥)
盆栽職人という異色の肩書きを持つ、穏やかで落ち着いた“静かな熱さ”の男。体格はゴツいのに言葉選びは柔らかく、聞き役・支え役に回ることが多い包容力タイプ。大声で張り合うより、じわっと距離を詰めていく大人の恋愛をしそうな雰囲気。
二世(櫻井二世)
Barを経営しながらボクサーとしても活動している、“夜の世界とリング”を行き来するストイックな男。落ち着いた雰囲気の中に芯の強さがあって、基本は物腰柔らかいのに、ここぞというときは一気にスイッチが入るタイプ。お酒の場で人を見てきた観察眼と、ボクサーならではの集中力を持ち合わせていて、恋愛でも一度決めた相手にはブレずに向き合いそうな“本気度高め枠”。プが印象的。
ヤンボー(西澤偉)
ガタイの良さと存在感が際立つ、“武闘派オーラ”の強い男。プライドと正義感が非常に強く、気持ちが高ぶるとまっすぐ感情をぶつけてしまうタイプ。熱量の高さゆえに衝突も多く、結果として学園生活を最後まで続けることはできなかったが、その短い在校期間でも印象に残る存在感を放っていた。恋愛に深く踏み込む前に退学となったため、“序盤を彩ったエネルギー枠”として物語に爪痕を残したキャラ。
女性メンバー
- おとさん(乙葉)
全身タトゥーが印象的な“闇も抱えた一途女子”。「愛されたい」気持ちが強く、ハマると深く溺れそうなタイプ。 - Baby(ユリア)
塗装業&タレント。極貧や施設育ちの過去を持ち、「強く見せないと生きてこれなかった」タイプ。空手経験もあって、強さと甘えたい心のギャップが大きい。 - てかりん(ひかる)
BAR勤務&地下格闘技選手。ラ行巻き舌のギラギラ系だけど、実は子ども好きという可愛い一面も。喧嘩にも恋にも真正面から突っ込んでいく“炎タイプ”。 - きぃーちゃん(綺麗)
ギャルモデル&メイク講師。木刀を相棒にしていたガチ元武闘派。情に厚くて、好きになった相手は徹底的に守りそうな“姉御ギャル”。 - あも(AMO)
ショーダンサー。50人に告白された経験を持つ“モテの化身”。「全員落とす」と豪語する自信家で、番組のキーパーソンになりそうな“女王様ポジ”。
第1話〜第4話のあらすじ(※ネタバレあり)
第1話「あれはラヴ上等だわ」
山奥の「羅武上等学園」に、壮絶な過去を抱えたヤンキー男女11人が次々と集合。
最初の“自己紹介”から、少年院出身、元暴走族総長、元ヤクザ…とパンチの効いた経歴が飛び交い、教室の空気は一気にピリつきます。
男子メンバーは「ナメられたら終わり」という世界で生きてきた面々。
ちょっとした一言や態度がきっかけで、早くもガチ喧嘩モードに突入し、初日から殴り合い寸前のムードに。
一方女子部屋は、タトゥー、ギャル、地下格闘技…とこちらもクセ強メンバーばかりですが、意外とすぐに女子同士で“恋バナ”が始まり、
「誰がタイプ?」「あの人、意外と優しそうじゃない?」と、早くも恋のアンテナが動き始めます。
カオスな自己紹介と、初日のバチバチムードの中で、
第一印象での好意の矢印がうっすら見えてくる回。
第2話「イライラするわ、日本刀ある?」
サウナでの一件をきっかけに、ヤンボーとミルクの間で空気が険悪に。
プライドの高い男同士のバトルは、言葉選びひとつで即炎上…というギリギリのラインを行き来します。
そんな中、男性メンバーには「気になる女子とのデート権」を賭けたタイマン勝負が告げられ、
「ここで勝たなきゃ男じゃない」とばかりに、喧嘩スイッチと恋のスイッチが同時にオン。
一方、女子チームは“社会科見学”として歌舞伎町のホストクラブへ。
夜職経験者も多いだけに、ホストの立ち振る舞いに対する見る目が厳しめで、
「この接客、プロとしてどう?」みたいな会話も飛び出します。
しかしその場で起きた“ある出来事”がきっかけで、
女子メンバーの間に不穏な空気が流れ始め、
恋だけじゃなく、女同士のバチバチの火種も生まれてしまう回。
第3話「ほんまにしてないです」
番組史上レベルの“前代未聞の事件”が発生し、その余波で突然の別れが訪れます。
特にてかりんは、その出来事のダメージをまともに食らい、立ち上がれないほどメンタルが揺さぶられることに。
重たい空気が学園全体を覆う中、新たなメンバー=転校生が合流。
空気を読まないのか、あえてかき乱しに来たのか…既存メンバーの感情を刺激する言動により、
「もう一回、恋をちゃんとやってみるか」「あいつだけには取られたくない」
と、沈みかけた恋のエンジンが再び動きだします。
今まであまり動きのなかったつーちゃんの心も、ここから少しずつ揺れ始め、
“静かな漢気”が恋愛モードに切り替わる起点になるエピソード。
第4話「水はヤベェだろ」
メンバー一同は六本木のクラブへ外出。
そこで、もう1人の転校生と対面します。
新たな転校生は、見た目も中身も“非常識レベルの爆弾キャラ”で、現場の空気が一気にかき乱されることに。
その転校生がクラブで取った、とある行動がBabyの逆鱗に触れ、
ヤンキー同士の怒りが火花を散らす“事件”が勃発。
水を使った“線引き”のような行動が、
「ここだけは絶対に許せない」という価値観のぶつかり合いを浮き彫りにします。
転校生はこの騒動を乗り越えて、無事に羅武上等学園に“正式入学”できるのか。
そして、男子・女子それぞれの恋の矢印は、
事件をきっかけに一気にシャッフルされていく気配を見せる回です。
見どころ
① ヤンキー×恋リアという“地上波ギリギリ”感
暴走族総長、元ヤクザ、少年院あがり…。
普通なら“社会から距離を置かれがち”な過去を持つ人たちが、
真正面から「愛」を学び直そうとしている構図がまず強烈です。
- 売られた喧嘩は全部買う
- でも好きな人の前では急に不器用
- 口は悪いけど、義理人情には誰よりも熱い
このギャップが、ただの炎上狙いではなく
“人間くささド直球”のリアリティに繋がっているのがポイント。
② MEGUMIプロデュースならではの「本音優先」演出
MEGUMI自身がヤンキーだった過去を持ち、
「感情の表現や伝え方が複雑化した現代こそ、ド直球なキャラが必要」と語っている通り、
この番組では“きれいごと”よりも“本音のぶつかり合い”が最優先。
- 泣き顔やブチギレる瞬間も、あえてそのまま見せる
- スタジオのコメントも、甘やかしすぎず、でも見捨てない
この距離感が絶妙で、
**「視聴者も一緒に更生してる気分」**になるような不思議な感覚があります。
③ 男子部屋・女子部屋、それぞれの“群像ドラマ”
男子部屋はほぼ常に一触即発。
女子部屋は女子部屋で、過去やトラウマ、恋愛観がぶつかって涙の夜もある。
「カップル成立」だけに焦点を当てるのではなく、
- 男同士のプライドと和解
- 女同士の共感とマウント
- “更生済み”と“まだ足を抜ききれてない人”の温度差
こうした群像劇としても面白く、
恋リア+ドキュメンタリー+不良ドラマが混ざったような濃さがあります。
私の感想
正直、最初は完全に軽い気持ちで流し見するつもりだったんですよ。「ヤンキー恋リアって、??」って。でも実際に1話から4話まで観たら…普通にハマってました。予想の3倍は面白い…笑
最初の集合シーンからインパクト強すぎて、暴走族だの少年院だの“主張の強い肩書き”が次々飛び出してくるのに、話してみるとみんな妙にピュアで可愛いんですよね。あのギャップにやられました。喧嘩っ早いのに恋になると照れて目そらすとか、急に不器用モードになるのとか、あれは反則。
特に1〜2話の時点では、男子同士のピリピリ感と、女子の“距離感つかみ合い空気”の両方が見れて、もう現場の温度が高い。なのに恋のスイッチが入ると、みんな一気に肩の力が抜けて、本音がぽろっと出ちゃうのが可愛すぎる。「俺なんか幸せになれると思ってなかった」みたいな弱音を、不意に言ってしまう瞬間とかもう…喧嘩より刺さる。
そして3〜4話では、事件が起きたり転校生が来たりで、感情が一気に揺れ動く展開が続いて、まだ4話までなのにドラマ濃度が高すぎるんですよ。新メンバーが空気をかき乱すと、既存メンバーの恋心やプライドが急に動き始めて、「ちょ、今そこ触る!?」「火つける気満々やん…」みたいなヒヤヒヤとワクワクのミックス状態。
女子の揺れ方もめちゃくちゃリアルで、強く見えるタイプが突然泣いたり、逆に優しそうな子が芯強かったり、ただの“ヤンキーキャラ”じゃなくて、ちゃんと向き合うと奥が深い。男子も女子も、恋に関しては本当に真っ直ぐなんですよね。分かりやすいくらい顔に出るし、気になる相手への態度が急に変わるし、素直すぎてもう可愛いの渋滞。
ここまでの4話だけでも、ただの恋リアじゃなくて“自分の生き方をやり直しながら恋してる人たちの物語”みたいな空気があって、思ってた以上に心に響く瞬間が多かったです。ヤンキーだから荒れるだけ…じゃなくて、むしろ普通の恋リアより真剣で、正直で、まっすぐ。あの感じ、クセになりますね。
総まとめとして言うなら、4話までの段階で既に「ラヴ上等、当たりだわこれ」です。喧嘩も涙も笑いもぜんぶ詰まってて、まだ序盤なのに沼の入口に立ってしまった感がすごい。この先どうなるのか気になりすぎて、続きの配信日が待ち遠しいレベル。いやほんと、ここまででこんなに面白いなら、この先もっとヤバい気がしてます。
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